コラム|会津若松市で歯科をお探しの方は武藤歯科医院まで

滑舌が悪い・よくむせるのはお口の機能低下?

皆さんこんにちは。

武藤歯科医院です。

 

ご家族の方で最近、「滑舌が悪くなった」「食事の際によくむせるようになった」等の変化がみられる場合には、お口の機能の低下が疑われます。

専門的には「口腔機能低下症(こうくうきのうていかしょう)」と呼ばれるもので、お口が担っているさまざまな機能の異常や衰えが見られます。

今回はそんな口腔機能を調べる方法や改善する方法をわかりやすく解説します。

 

口腔機能とは?

口腔機能とは、食べる、しゃべる、噛む、飲み込む、呼吸する機能で、いずれも生きていく上で欠かすことのできないものばかりです。

大切な機能なので、正常な状態にあるかどうか?常に正確に把握しておく必要があります。

 

当院は「口腔機能検査」に対応しております

お口の機能は、さまざまな検査を実施して、総合的に評価します。

まず、滑舌に関しては「パ」「タ」「カ」を1秒間に何回言えるかで、舌の運動機能を調べることができます。

正確には「オーラルディアドコキネシス」と呼ばれる検査を専用の機器を使って実施します。

 

次に、舌の筋力を調べるために「舌圧測定器」を用います。

舌の筋力は、食べ物を喉の奥に送ったり、発音したりする際に重要となるので、正常な値であることが望まれます。

当院ではその他、口腔粘膜の湿潤度を測定する検査も実施して、お口の機能を評価します。

 

口腔機能は治療やトレーニングで改善できます

加齢や病気などによって衰えてしまった口腔機能は、元に戻らないと思われがちですが、実際はそんなことはありません。

お口やその周囲の筋肉をトレーニングすることで、正常な状態まで回復させることも十分可能なのです。

 

ご家族や介護をされている方は、どうしてもサポートに徹してしまう傾向にありますが、ご本人の努力次第で滑舌の悪さやよくむせる状態を改善することができますので、まずは当院までご相談ください。

 

まとめ

このように、介護を必要とされている方がよくむせるようになったり、滑舌が悪くなったりしたら、お口の機能が低下している可能性があります。

お口も手足と同じように、使わなければどんどん衰えていってしまうからです。

そのまま放置すると、ご本人のQOLもどんどん低下していってしまいますので、できるだけ早期に診断および治療・トレーニングを受けるようにしましょう。

会津若松市の武藤歯科医院なら、口腔機能低下症の診療にも対応できます。